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模型(ガンプラ、AFVなど)の製作記
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模型(ガンプラ・AFV等)
自己紹介:
第一次ガンプラブーム世代、
2005年6月に模型復帰した出戻りモデラー。
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あの"LIFE"がネット上に画像を公開しているようです。

カラー写真も結構あり、
スケールモデラーにとってはお宝画像が満載!

検索のキーワードを工夫すれば、
かなりの戦車や航空機の画像が見られそうです。

LIFE(画像検索)
http://images.google.com/hosted/life
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二の腕のボールジョイントが丸見えなのは知っていましたが、
ガンプラから移植するなりすれば何とかなるだろうと、
アトリエ彩のアーバレスト(モデロック)を購入。



家に帰って中を見てみたら(店頭で中身を確認出来ない為)、
パーツの裏が肉抜きだらけ。

特にふくらはぎと太ももは、
肉抜きと言うより裏のパーツが無い様な状態・・

今時、模型誌の付録でもモナカ割り程度はするでしょうし、
これはもう一般的な"プラモデル"として捉えるより、
未塗装、組み立て式の"ロボットフィギュア"と思った方が良いのかも知れません。

しかもプラの素材は加工しにくいABS樹脂ですし、
これをガンプラHGなみのクオリティーに改造するは、
ガンダムシードのキットをベースにスクラッチするのと大差無い感じ。

と言う事で、そっと棚に積み上げました・・(笑
(サベージが発売されたら、また買っちゃうかも知れませんが)

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追伸

先日完成したとお知らせしたタイガーⅠですが、
さらに汚しを追加して撮影し直しました。

ギャラリーの画像も全て差し替えましたので、
お暇な時にでも見て頂けたら嬉しいです。





タミヤ社のヨンパチTIGERⅠ、
色々気になる所も有りますが、
後も詰まっていますし、
一応これで完成と言う事にしました。

メインサイトのギャラリーにアップしましたので、
お暇なら是非見てください。


タイガーⅠですが、
現在汚し塗装の真っ最中です。

当初、冬季迷彩を予定していましたが、
汚し塗装をしていく内に、
この塗装と冬季迷彩は合わない感じがして来たので、
今回は冬季迷彩を見合わせる事にしました。

冬季迷彩は機会を見て、
ヨンパチのマーダーⅢ辺りで挑戦してみようかと思います。

しかし、ジャーマングレーは汚しも難しいですね~

寒色系で無機質なジャーマングレーと、
暖色系の錆色は色の相性が悪いですし、
色の暗くて濃いジャーマングレーは、普通のチッピングも目立ちません。
(かと言って、明るめにするとジャーマングレーっぽく無いですし・・)

と言う事で、汚し作業は難航中。

足回りの汚しは殆ど出来ていませんし、
予備履帯の取り付け、汚しもこれからです。

かなり苦戦していますが、
完成まであと一息なのでもう少し頑張ってみたいと思います。


遅ればせながら、
青森県立美術館で開催中のボックスアート展に行って参りました。

今回の企画展に参加しているメーカーは、
タミヤ、ハセガワ、バンダイ、アオシマの四社で、
この四社のプラモデルのボックスアートが中心になっている様。

ボックスアートの展示は年代別になっており、
第1部(50~60年代)、第2部(70~80年代)、
第3部(90~現在)、第4部(キャラクターモデル)の4部構成で、
プラモデルが発売される前のソリッドモデル(木製模型)や、
ゴム動力の竹ひごの飛行機、戦時中の少年誌の付録(ペーパーモデル)、
資料として、当時の少年誌やイラスト等も展示されています。

その他の展示は、
プロモデラー(模型誌のライター)のディオラマ作品の展示や、
展示されているボックスアートを使用したプラモデル(未組み立てで箱ごと)
特別企画として「発掘された小松崎茂 ~一九七〇年代のパッケージ原画を中心に」
と言う併設企画のボックスアートも展示されています。

今回の企画展で紹介されているボックスアートの作家さんは30人、
延べ156作品が展示されており、とても全て紹介し切れませんので、
私が印象に残った作品を掻い摘んでご紹介します。


・第1部(50~60年代)の作品


"TAMIYA 1/12 ビッグスケール Honda F-1" (水彩/ボード 1967 川上 恭弘)

今回のボックスアート展の"顔"になっている作品で、
ボックスアート展カタログの表紙やポスターなんかに使われている作品です。

凄く緻密に書かれていますが、
私は特にタイヤに目を惹かれました。

当然と言えば当然なのですが、
タイヤのドレットパターンが手書きです。

いつかは作ってみたい憧れのプラモデルでもあります。


"TAMIYA 1/12~1/25 デラックス戦車シリーズ(シングル) ドイツⅢ号戦車"
(鉛筆、水彩/紙 1965 高荷 義之)

1965年と言えば私が生まれる前、アポロが月面着陸をするより前、
今でこそ、この手の戦車の資料が割と簡単に手に入るようになりましたし、
エッチングや金属引き物パーツで模型のディティールの解像度も格段に上がりましたが、
当時、それなりの資料があったとしても、
ここまで忠実にディティールを書き込んでいるのは物凄い事だと思います。


"HASEGAWA 日本戦艦 大和" (水彩/ボード 1962 上田 毅八郎)

船の考証に関しては余り詳しくは無いですし、
大和の場合、新しい考証が次々現れるのでどこまで正確な描写か分からないのですが、
かなり緻密に書き込まれており(私の知識では最新の考証とどこが違うのか分かりません)、
当時としては、このボックスアート自体が一級の資料になっていたのではと思います。


・第2部(70~80年代)の作品


"TAMIYA 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ ドイツ歩兵突撃セット"
(水彩/ボード 1974 上田 信)

タミヤのM/MシリーズNo.30、
AFVモデラーなら知らない人は居ないと思われるロングセラー商品、
こう言う見慣れた商品の原画が見られたのはちょっと感動物です。

ちなみにこの原画を描かれた上田信氏は青森県出身だそうです。


"TAMIYA 1/24 スポーツカーシリーズ ランボルギーニ・カウンタックLP500S"
(水彩/ボード 1978 島村 英二)

スーパーカーブーム世代の方ならこのキットを作った方も多いのでは?

カウンタックのカッコ良さを見事に表現しており、
マーキングは当然手書きのレタリング、ワイパーの書き込みが特に素晴らしく感じました。


"TAMIYA 1/12 オートバイシリーズ ケニー・ロバーツ・ヤマハ YZR500"
(水彩/ボード 1983 島村 英二)

躍動感のある構図と色でひときは目を惹く作品。

ライダースーツの質感の表現が素晴らしく、
カウル部分との素材の差やマーキングの表現の違いなど、
作品を見ていたらこのキットを思わず作ってみたくなりました。


・第3部(90~現在)の作品


"TAMIYA 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ ドイツ駆逐戦車ヘッツァー中期生産型"
(CG 2005 寺田 敬)

一度作ってみたいのですが、もともと小さいヘッツァーですから、
1/48だとミニスケール並みの小ささでちょっと躊躇してしまいます。

ボックスアートは手書きだと思っていたらCGだそうで、
CGでこれだけ手書き風に書くのは返って大変だったのではと思います。

モデラー視点から見ると履帯の錆表現が秀逸でした。


"HASEGAWA 1/48 F-104J スターファイター航空自衛隊"
(水彩/紙 2000 小池 繁夫)

とにかく細かくて繊細な書き込み、
機体の金属表現も上品で、作品全体の澄んだ空気感が素晴らしいです。

このボックスアートに惹かれてキットを買った方も多いのでは?
ボックスアートの様な金属感を出すのは物凄く難しそうではありますが・・


"TAMIYA 1/12 ビッグスケール マクラーレン MP4/6 Honda"
(水彩/ボード 1991 溝川 秀男)

ビッグスケールに相応しく、
54×76.3と中々の大きさのある作品で目を惹きます。

透視されたカウル内の繊細なディティール表現と、
焼けた排気管の表現が素晴らしかったです。

これもいつかは作りたいキットの一つです。


(※続きはまた後で・・)


青森県立美術館
http://www.aomori-museum.jp/ja/
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